最近、ときどき目にする広告で黒にんにくというのがあります。
普通のニンニクは白いのに、黒いニンニクとは別品種なのかと思い調べました。
どうも別品種ではなく、普通の品種のニンニクを熟成させてできたのが黒ニンニク。
熟成させると、色が黒くなるようです。
熟成は、自宅で作る場合には、普通のニンニクを皮のまま炊飯器に入れ
20日間程度、保温状態を保つことだそうです。
でも、初めの間、凄いニンニク臭がするとか、その炊飯器で二度とご飯が炊けないとか
出来上がりが、べちゃべちゃだったりとか、簡単そうで厄介だったりするみたい。
これは、市販品を購入する方が賢いかも。
で、熟成させるとニンニクがどのように変化するのか?
・ニンニク特有の刺激臭が無くなる
・食べても口臭が気にならない
・S-アリルシスティンの含有量が、生ニンニクの4倍位に増える
注:S-アリルシステインの効果
血液をサラサラにし、動脈硬化を予防、血栓を防ぐ
悪玉コレストロールを減少させる
老化による脳の萎縮をおさえ、学習能力を高める
体が温まる
・ニンニクの色が黒くなる
などであるが、体にはよさそうである。
また、マウスによる結果だけであるが、黒ニンニクのエキスを注射することで
癌細胞が消滅もしくは減少したという実験結果がでている。
人の癌に対する効果は検証されていません、念のため。
ということで、生のニンニクよりも熟成された黒ニンニクの方が体にはよさそうである。